Appleは先日、最新のM5チップを発表し、これを搭載した3つの主要デバイスを同時に公開しました。

M5チップは、前世代のM4と比較してCPU性能が最大15%、グラフィック性能が最大45%向上しています。最大10コアのCPUとGPUを備え、AIタスクに最適化された次世代GPUアーキテクチャや、より高速な16コアNeural Engineを搭載。153GB/sのメモリ帯域幅と最大32GBのユニファイドメモリをサポートします。

M5チップを搭載するデバイスは以下の通りです。

 MacBook Pro（エントリーレベル）

M5チップの搭載により性能が大幅に向上し、ストレージは最大4TBまで選択可能となりました。

 iPad Pro

M5チップに加え、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Threadに対応する新カスタム無線チップ「N1」も搭載。セルラーモデルは「C1Xモデム」により、先代より最大50%高速かつ高効率なデータ通信を実現します。また、外部ディスプレイの最大120Hz駆動やAdaptive Syncに対応し、256GBおよび512GBモデルは12GBのユニファイドメモリから提供されます。

 Vision Pro

M5チップの恩恵を受け、レンダリングピクセル数が10%増加、最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、バッテリー駆動時間が3時間へと延長されました。快適性を追求した新デザインの「Dual Knit Band」が登場したほか、Logitech Muse空間スタイラスやPlayStation VR2 Senseコントローラーの販売も開始されます。

これらの新製品は現在予約注文を受け付けており、10月22日（水）に発売される予定です。