Apple Vision Proが初のハードウェア刷新、最新M5チップを搭載

Appleは、同社の空間コンピュータ「Vision Pro」の初のハードウェアアップグレードを実施し、最新のM5チップを搭載したモデルを発表しました。

WWDC 2023で発表され、Appleの仮想現実（VR）市場への参入を象徴する製品として注目を集めたVision Proは、これまでハードウェアの更新が行われていませんでした。今回の刷新は、初代モデルに搭載されていたM2チップからM5チップへの進化を意味します。

先日、Appleが発表したばかりの最新M5システムオンチップは、すでに新しいiPad Proや14インチMacBook Proにも採用されており、Apple製品群全体の性能向上を牽引しています。

しかしながら、今回のVision Proのアップデートは、主にM5チップへの変更に限定されている模様で、チップ以外のハードウェアに大きな変更は見られないと報じられています。性能向上はM5チップによる処理能力の進化に集約される見込みです。