Apple TV+が「Apple TV」に改称、サービス責任者が理由を説明

Appleのストリーミングサービス「Apple TV+」が、名称をシンプルに「Apple TV」に変更したことが明らかになりました。同社のサービス部門トップ、エディー・キュー氏がその理由について語りました。

キュー氏によると、多くの利用者がすでに「Apple TV+」を「Apple TV」と呼んでいたため、会社としてこのシンプルな名称を受け入れることを決めたと説明しています。2019年11月にサービスを開始した同サービスは、すでに数々の受賞歴を持つ作品を揃え、十分に確立されていることから、「今がその良いタイミングだと判断した」と述べました。

一方で、今回の改称により、「Apple TV」という名称が、ストリーミングサービス、アプリ、そしてハードウェア（Apple TVデバイス）と重複し、混乱を招く可能性も指摘されています。

これに対しキュー氏は、「当社のハードウェアは現在『Apple TV 4K』と呼ばれており、アプリもこれまで通り『Apple TV』という名称で提供されているため、問題は生じないだろう」との見解を示しました。

新しい名称はまだ多くの場所で適用されていませんが、今後順次切り替えが進められる見込みです。