Apple、新型MacBook Proを明日にも発表か — 次世代M5チップ搭載、新色も登場か

Appleが新型MacBook Proの発表を間近に控えているとみられています。早ければ明日にも登場する可能性があり、その主な特徴は以下の通りです。

 次世代M5チップを搭載

新型MacBook Proは、M4チップの後継となる次世代「M5チップ」を搭載する最初のデバイスの一つとなる見込みです。TSMCのより高度な3ナノメートルプロセスで製造され、速度と電力効率が向上します。
先行してリークされたM5チップ搭載iPad Proのベンチマークテストでは、M4チップと比較してマルチコアCPU性能が12%、GPU性能が36%高速化しています。MacBook Proに搭載されるM5チップは、現行のM4チップと同様に10コアCPUを採用する可能性があります。

 デザインと新色の可能性

デザインについては大きな変更はないと予想されており、現行のM4搭載モデルと外観は同様になる見通しです。しかし、MacBook Proのティーザー画像に青みがかった色合いのモデルが映っていることから、iPhone 17 Proに合わせたダークブルーの新色が追加される可能性が指摘されています。

 その他の潜在的なアップデート

M5チップ以外に、M5 MacBook Proに搭載される新機能についてはまだ情報が少ない状況です。
噂としては上がっていませんが、AppleはiPhone 17に搭載される18メガピクセルのセンターステージ対応フロントカメラや、Bluetooth 6およびWi-Fi 7に対応したN1ネットワークチップを導入する可能性も考えられます。ただし、これらはチップの交換よりも大幅な内部変更を伴うため、実現するかは不透明です。

 まずはベースモデルから — Pro/Maxは2026年か

今回のアップデートでは、まず14インチのベースモデルにM5チップが搭載される見込みです。通常、上位モデルの14インチおよび16インチMacBook Proには「Pro」や「Max」チップが搭載されますが、これらのM5 Pro/Maxチップはまだ準備が整っておらず、2026年初頭の登場が予想されています。

 買い替えは慎重に — OLED搭載モデルはさらに先

もし今すぐにMacBook Proの買い替えが必要でないのであれば、2025年のアップグレードは見送るのが賢明かもしれません。2026年後半から2027年頃に登場する次世代MacBook Proでは、OLEDディスプレイの搭載が期待されており、これはディスプレイ品質の大幅な向上を意味します。
OLEDへの移行は、M6チップ技術とともにデザインの刷新ももたらすと予測されているため、待つ価値は十分にあるでしょう。

Appleのマーケティング責任者であるグレッグ・ジョスウィアック氏がM5 MacBook Proを示唆する発言をしたことから、公式発表が間近に迫っているのは確実です。