クックCEO、中国で特製Labubuを贈呈 新型iPhone Airの発売祝う

Appleのティム・クック最高経営責任者（CEO）がこのほど、中国・上海を訪問し、新型スマートフォン「iPhone Air」の発売を祝いました。今回の訪問では、人気キャラクター「Labubu（ラブブー）」の生みの親であるアーティスト、カシン・ラング氏との交流が注目を集めました。

クックCEOは、フィギュアメーカーPop Martのワン・ニンCEOと共にラング氏と会談。ラング氏は、自身のiPad ProとApple Pencilを使ってキャラクターをスケッチする様子を披露しました。

この際、ラング氏はクックCEOをモデルにした世界に一つしかない特製Labubuを贈呈しました。このLabubuは、白い毛並みに眼鏡、黒のジーンズと青いシャツ、スニーカーを身につけ、小さなiPhone 17を持った姿で登場。クックCEOは、自身のSNSでLabubuが「Cosmic Orangeの新しいiPhone 17 Proを手に入れた」と述べ、ラング氏もInstagramでクックCEOとのツーショットや特製Labubuの写真を公開しています。

クックCEOは他にも、Apple Pudong直営店を訪れたほか、人気ゲーム「AFKジャーニー」を手がけるLilith Gamesのチームと面会。さらに歌手ワン・フェイフェイ氏のミュージックビデオ撮影現場も視察しました。このMVはiPhone 17 Proでワンショット撮影されたといいます。

新型iPhone Airは、中国で10月17日に予約受付が始まり、10月22日に発売される予定です。中国での発売は、物理SIMを持たないiPhoneに対する規制当局の承認が必要だったため、遅れていました。厚さわずか5.6mmのiPhone Airは物理SIMスロットを搭載できず、中国で提供される初のeSIM専用iPhoneとなります。