Appleは、2030年までに事業全体、製造サプライチェーン、製品ライフサイクルにおいてカーボンニュートラルを達成するという目標に向け、欧州と中国でのクリーンエネルギープロジェクトを拡大すると発表しました。

同社は2030年までに、顧客がAppleデバイスの電源や充電に使う電力の100%をクリーン電力で賄う計画です。世界中で新たな風力・太陽光発電開発を支援することで、この目標達成を目指します。

欧州では、ギリシャ、イタリア、ラトビア、ポーランド、ルーマニア、スペインで新たな太陽光・風力発電所の開発が進められています。

中国においては、すでに国内での製造の90%以上が再生可能エネルギーで稼働しています。また、Appleのサプライヤーが共同で1億5000万ドルの投資ファンドを設立し、中国における再生可能エネルギーインフラの開発を支援する方針です。

さらに、Appleは中国での環境教育と研究を推進するため、北京の清華大学に対し、非公開の金額を寄付したことも明らかにしました。