Apple、iPhone Airを中国に投入へ ～ eSIM規制遅延乗り越え1カ月超で準備完了

Appleは、これまでで最も薄いとされる新型スマートフォン「iPhone Air」の中国市場への投入準備が、1カ月以上の遅れを経てようやく整った模様です。これにより、世界最大の市場の一つに同製品が満を持して登場します。

当初、「Awe Dropping」と銘打たれた9月のAppleイベントでは、iPhone Airのグローバル予約開始が9月12日からと発表され、中国もその対象に含まれる予定でした。しかし、予約開始日当日、中国市場は突如としてリストから外れ、その動向が注目されていました。

この遅延の背景には、iPhone Airに搭載されるeSIM機能に関して、中国の規制当局からの承認を得る上で予期せぬ困難が生じたことが挙げられています。Appleは、この承認プロセスに手間取っていたと見られていました。

長らく待たれていた規制問題が解決に向かったことで、Appleは中国の消費者に向けて「iPhone Air」を届けられることになります。