Apple、ストリーミングサービス「Apple TV+」を「Apple TV」に改称か – 新ロゴも登場

Appleは、自社のストリーミングサービス「Apple TV+」の名称を、単に「Apple TV」へと変更する方針であることを明らかにしました。これに伴い新ロゴも発表され、最新のiOSベータ版でその兆候が確認されています。

この名称変更は、2019年のサービス開始当初に「Apple TVアプリ」との区別を図るため付加された「+」が削除される形となります。

新しい「Apple TV」ロゴは、iOS 26.1のサードベータ版で公開されました。従来のロゴに酷似していますが、単色の文字からカラフルな「Liquid Glass」効果が施されたデザインへと刷新されています。この新ロゴは、アプリ内でAppleのストリーミングプラットフォームのコンテンツを示す際にも使用され始めました。

名称変更の公式発表は、12月12日から配信される映画「F1 The Movie」に関するプレスリリースの中で行われ、「Apple TV+は今や単にApple TVとなり、鮮やかな新しいアイデンティティを得た」と述べられています。具体的な正式切り替え時期は未定ですが、iOS 26.1の一般公開に合わせて行われるものと見られています。

今回の名称変更の明確な理由は不明です。しかし、既存の「Apple TVアプリ」や「Apple TV（デバイス）」との名称の混同を招く可能性も指摘されています。

一方で、今回の変更が将来的な戦略の一環であるとの憶測も飛び交っています。一部の噂では、Appleがストリーミングサービスに複数の料金プラン（ティア）を導入することを検討しており、「TV+」のブランドを最上位の広告なしプランの名称として再利用する可能性も示唆されています。

Appleは近日中にM5 iPad ProやM5 MacBook Pro、新型Apple TV 4Kなどの新製品を発表すると噂されており、これらの発表と合わせて、新たな「Apple TV」ブランドに関する詳細が明らかにされるかもしれません。