Appleが、米移民関税執行局（ICE）の活動を記録・アーカイブする目的のアプリ
「Eyes Up」をApp Storeから削除したことが明らかになりました。
同社は米司法省から継続的な圧力にさらされていると報じられています。

この削除は、過去に「ICEBlock」という別のICE関連アプリが、
職員を危険に晒すとの理由でApp Storeから削除されたことに続くものです。

しかし、「Eyes Up」はICEBlockとは異なり、
トランプ政権下でのICEの行動に関する動画や記事を保存するアーカイブアプリであり、
活動を「記録する」ことに特化していました。

米政府がICEの活動に関する記録を標的にしている現状について、
合衆国憲法修正第1条に定められた表現の自由に反する可能性が指摘されています。
市民による政府機関の監視活動を制限する今回の措置は、
今後、米国内で議論を呼ぶ可能性があります。