Apple、次世代M5チップ搭載の新型MacBook Proを来週にも発表か 現行モデルの配送遅延が示唆

Appleが次世代M5チップを搭載した新型MacBook Proを、早ければ来週にも発表する可能性が浮上しています。現行MacBook Proの一部モデルで配送に大幅な遅延が生じており、これが新型モデル登場の兆候として注目を集めています。

BloombergのMark Gurman記者は先日、カスタム構成の14インチMacBook Proの出荷が10月末まで制限されていると指摘。米国の一部のモデルでは、配送が10月28日まで遅れると推定されています。この状況は米国にとどまらず、英国のApple Storeでも同様の配送遅延が確認されており、構成を変更すると配送予定日が大幅にずれ込むケースが報告されています。

通常、このような広範囲にわたる在庫不足は、Appleが新製品への切り替えに備えて既存製品の生産を終了した強い兆候とされています。今回のケースでは、M5 MacBook Proの近日発表を裏付ける複数の証拠が存在します。

9月末には、米連邦通信委員会（FCC）が未発表のAppleデバイスに関する文書を公開しており、その中の一つがM5 MacBook Proである可能性が指摘されています。また、Gurman記者自身もM5搭載ラップトップが「量産間近」であると伝えています。

YouTubeチャンネル「Max Tech」のホストであるVadim Yuryev氏は、Gurman記者の投稿に対し、「来週月曜日か火曜日（10月13日か14日）から3日間にわたってM5チップ製品が発表される」と予測。具体的には「M5 MacBook Pro 14インチモデルのみ、M5 iPad Pro、M5 Vision Pro」を挙げています。Yuryev氏はこの予測の根拠を明かしていませんが、他の情報とのタイミングは一致しています。

これらの複数の情報から、Appleが新型MacBook Proを近いうちに発表する可能性は非常に高いとみられています。