アップルは先日、新たな広告シリーズでWindows PCの「ブルースクリーン・オブ・デス」（BSoD）を皮肉る内容を公開しました。これは、昨年CrowdStrikeのセキュリティアップデートの不具合が原因でWindows PCに大規模なシステム障害が発生したことを連想させるものと見られています。

この障害発生時、Macは影響を受けませんでしたが、アップルはmacOSの低レベルアクセスを段階的に制限しているため、今後も同様の障害に見舞われる可能性は低いとアピールしています。

広告の中心となるのは、アップル製品を駆使して困難を乗り越える架空のチーム「The Underdogs」です。彼らが初めての見本市「Container Con」に向け準備を進める中、PCに障害が発生し、おなじみのブルースクリーンが表示されます。しかし、アップル製品のセキュリティに守られたUnderdogsは、この混乱に巻き込まれることなく、見事成功を収めます。

動画の説明文には、アップルのエンタープライズ向けページのセキュリティセクションへのリンクが貼られており、「カーネルレベルの保護が、システムを侵害、障害、不正アクセスから守るように設計されている」と強調されています。広告は「Macのセキュリティに勝るものはない」というメッセージで締めくくられます。

「The Underdogs」シリーズは2019年から続くもので、これまでにAirDropやFaceTimeなど、アップル製品の様々な機能をユーモラスかつドラマチックに紹介してきました。