Appleは今週、最新のiOS 26において、iMessageが電話番号でアクティベートできない問題に対するトラブルシューティング手順を公開しました。

同社によると、この問題は、アクティブなSIM（物理SIMまたはeSIM）と同じ電話番号を持つ、非アクティブなSIMが存在する場合に発生する可能性があると説明しています。

この現象が発生すると、ユーザーは送信したiMessageに対して「未配信」のアラートを受け取り、iMessageの送受信ができなくなります。メッセージはRCSまたはSMSとして送受信され、通常の青い吹き出しではなく緑色の吹き出しで表示されます。また、iMessageが電話番号ではなくメールアドレスを使用して送信されるケースもあります。

Appleは、この問題を解決するために、非アクティブなSIMを取り除くよう推奨しています。

具体的には、iPhoneの設定アプリを開き、「モバイル通信」セクションに進みます。ここで同じ電話番号が2つ表示されている場合、そのうちの1つが非アクティブなSIMである可能性があります。

非アクティブなSIMが物理SIMの場合にはiPhone本体から取り外し、eSIMの場合には「モバイル通信」インターフェースから削除します。

非アクティブなSIMの削除後、「メッセージ」アプリを開き、「送受信」をタップし、表示されている電話番号をタップすることでiMessageを再アクティベートできます。