サムスンディスプレイ、折りたたみ式OLED生産強化 北米顧客向け、Appleが有力視

サムスンディスプレイは、折りたたみ式OLEDディスプレイの生産準備を加速させていることを明らかにしました。同社のイ・チョン社長は、これらのディスプレイが「北米の顧客」に供給されると発表しましたが、具体的な企業名は明らかにしませんでした。

この「北米の顧客」という表現から、市場ではアップルが最も有力な供給先として見られています。かねてよりアップルが開発中と噂される折りたたみ式iPhone（通称「iPhone Fold」）への搭載に向けた動きではないかとの憶測が飛び交っており、その実現への期待が高まっています。

北米には複数のスマートフォンメーカーが存在するものの、その規模や影響力を考慮すると、アップルがその候補として最も有力であるとの見方が専門家の間で一致しています。