Apple、新型「AirPods Pro 3」を発表 – 進化したANC、心拍数センサー、ライブ翻訳を搭載

Appleは本日、Apple Parkで開催された「Awe Dropping」イベントにおいて、ワイヤレスイヤホンの最新モデル「AirPods Pro 3」を発表しました。大幅に強化されたアクティブノイズキャンセリング（ANC）や、新たに搭載された心拍数センサー、リアルタイムのライブ翻訳機能などが目玉となります。

新型AirPods Pro 3は、前モデルと比較してANC性能が2倍、初代AirPods Proからは4倍に向上。より静かで没入感のあるリスニング体験を提供します。また、インイヤーフィットが改善され、オーディオもアップグレード。IP57等級の防汗・防塵性能も備え、様々なシーンでの利用に対応します。

バッテリー駆動時間も強化され、透明モードでは最大10時間（前世代比67%増）、ANCアクティブ時でも最大8時間の音楽再生が可能となりました。

特筆すべき新機能は、カスタム設計された心拍数センサーの内蔵です。iPhoneと連携することで、ユーザーはAirPods Pro 3を装着するだけでワークアウト中の心拍数や消費カロリーをリアルタイムで追跡でき、Fitnessアプリでの目標達成にも貢献します。

デザイン面では、AirPods Pro 2よりもわずかに小型化。イヤーチップの外部形状が本体中央に配置され、装着時の安定性が向上しました。さらに、フォーム素材を注入したイヤーチップが5サイズ付属し、より多くのユーザーに快適なフィット感を提供します。

Apple Intelligenceを活用した革新的なライブ翻訳機能も搭載。英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語にリアルタイムで対応し、年内には対応言語がさらに追加される予定です。

AirPods Pro 3の価格は249ドルで、本日から予約注文が開始されます。発売は9月19日（金）の予定です。