Apple、iPhone 14・15の衛星機能無料期間を1年延長

Appleは本日、iPhone 14およびiPhone 15のユーザーに対し、衛星機能の無料アクセス期間をさらに1年間延長すると発表しました。この発表は、新たに発表されたiPhone 17およびiPhone Airモデルのプレスリリースの中で明らかにされました。

今回の延長により、対象となるユーザーは少なくとも2026年9月中旬まで、衛星機能を無料で利用できるようになります。対象は、本日午前0時（太平洋時間）より前に、Appleの衛星機能をサポートする国でデバイスをアクティベートしたiPhone 14およびiPhone 15のユーザーです。

iPhone 15の衛星機能は、元々今月で無料期間が終了する予定でした。一方、iPhone 14については、当初2024年9月に終了予定でしたが、今回で2度目の無料期間延長となります。

Appleは将来的にこれらの機能を有料化する可能性を示唆していますが、具体的な料金体系や有料化の時期についてはまだ明らかにしていません。しかし、人命救助に直結する機能であることから、永久に無料提供される可能性もゼロではありません。

Appleの衛星機能には、「衛星経由の緊急SOS」「衛星経由のメッセージ」「衛星経由の『探す』」「衛星経由のロードサービス」が含まれます。これらの機能は、Wi-Fiや携帯電話の電波が届かない場所でも、対応エリア内であれば利用可能です。現在、AppleはGlobalstarと提携してサービスを提供しています。