iPhoneの衛星経由ロードサービス、オーストラリアで提供開始

Appleは、Wi-Fiや携帯電話サービスの届かない場所でも車の故障時に助けを呼べる「衛星経由ロードサイドアシスタンス」機能をオーストラリアで提供開始しました。

この機能は、衛星通信機能を備えたiPhone 14以降のモデルとiOS 18.4以降のOSを搭載したiPhoneユーザーが利用できます。
NRMA、RACV、RACQ、RAA、RAC、RACT、AANTといった国内主要ロードサービス各社と連携し、車の故障時に支援を求めることが可能です。

Appleが提供する衛星通信サービス自体に料金は発生しませんが、実際にロードサービスを利用する際には、各サービス提供会社の規定料金が発生します。
オーストラリアの居住者だけでなく、同国を訪れる国際旅行者もこのロードサイドアシスタンス機能を利用できます。

これまで同機能は米国と英国でのみ提供されていましたが、オーストラリアが加わることで提供地域が拡大しました。
Appleは今後、さらに多くの地域でこの機能を提供できるよう取り組んでいくとしています。