Appleの紛失防止タグ「AirTag」は、持ち物の追跡に大きな利便性をもたらしましたが、その形状の制限や使用方法にはいくつかの課題も指摘されていました。鍵に取り付けるには追加のアクセサリーが必要となり、コストがかさむほか、バッグの中ではAirTag自体が埋もれてしまいがちです。また、バッテリー残量が少なくなった際には、その都度物理的な交換作業が必要となる点も、一部のユーザーにとっては手間となっていました。

こうしたAirTagの課題に着目したJourney社は、革新的なアプローチを採用した新コレクション「LOC8 Universal」を発表しました。同コレクションは、Appleの「Find My」技術をラップトップスリーブ、キーオーガナイザー、コンパクトなフォブといった日常的に使う必需品に直接組み込んでいます。

これにより、ユーザーは追加のアクセサリーなしに、より自然な形で持ち物を追跡できるようになります。従来のAirTagが抱えていた、形状の制限やコスト、物理的なバッテリー交換といった懸念を解消し、よりシームレスな追跡体験を享受できると期待されます。