NCAAカレッジフットボールMAC、2025年シーズンから全チームにiPad導入へ

NCAAカレッジフットボールのMid-American Conference（MAC）は本日、Appleとの提携を発表しました。
これにより、2025年シーズンからリーグ所属の全13チームにiPadが供給され、試合中のビデオリプレイに活用されることになります。

導入されるデバイスは、コーチ向けにM4チップ搭載のiPad Pro、選手向けにM3チップ搭載のiPad Airです。
これらのiPadにはDVSportの「360 Rewind」アプリがインストールされ、コーチや選手は試合中にリアルタイムで映像を確認し、迅速な戦術調整が可能になります。

AppleのiPad製品マーケティングマネージャーであるスコット・ブロードリック氏は、「今日の学生アスリートにとって、iPadは身近な存在であり、カレッジフットボールの試合日にも最適なツールです」とコメント。
iPadの先進的なディスプレイ、強力なパフォーマンス、高速な接続性、そして直感的な操作性が、リアルタイムでの戦術調整を支援すると強調しました。

この動きは、NCAAがサイドラインでのビデオ再生技術の使用を許可するルール変更を行ったことを受けてのものです。
すでに2024年シーズンからは、SEC、ACC、Big Tenを含む他の主要3カンファレンスが同様にiPadをビデオリプレイに導入しており、MACもこれに続く形となります。