Appleの新型スマートフォン「iPhone Air」が、その革新的なデザインで注目を集めています。
わずか5.6mmという驚異的な薄さを誇り、現行のiPhone 17（8mm）やiPhone 17 Pro Max（8.75mm）と比べても極めてスリム。
軽量でバランスの取れた設計は、長時間持ち続けても快適だと評価されています。

このiPhone Airは、将来登場が期待される折りたたみ式iPhoneへの重要な布石と見られています。
著名なAppleアナリスト、Mark Gurman氏も自身のニュースレターで、「折りたたみ式iPhoneは、2台のチタン製iPhone Airを並べたようなものになるだろう」と指摘。
超薄型でデザイン上の大きな成果となることを示唆しています。

しかし、2台のiPhone Airを並べた場合、その厚さは11.28mmとなり、既存の主要な折りたたみスマートフォン（8.8mm～10.1mm）と比較すると、突出して薄いわけではありません。
Appleが「世界最薄の折りたたみスマホ」の称号を得るためには、各サイドからさらに約1.5mmの薄型化が不可欠とされます。

この薄型化を実現するための解決策として、カメラモジュールのある盛り上がり部分に主要部品を集中させ、バッテリーの表面積を広げることで薄型ボディを可能にする可能性が指摘されています。
また、Face IDの廃止も、内部スペースの節約に繋がると予測されています。

Appleの折りたたみ式iPhoneは、2026年9月に開催されるiPhoneイベントでの発表が見込まれています。
Gurman氏によると、その価格は「これまでのiPhoneと比較して途方もなく高価」となり、2,000ドル（約30万円）以上からとなる可能性が高いとされており、大きな話題を呼びそうです。