# Apple Vision Pro向けに没入型コンテンツが続々登場、スポーツや旅行など多様なジャンルで臨場感あふれる体験を提供

Appleは、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」の主要な魅力である「没入型ビデオ」コンテンツをさらに拡充すると発表しました。スポーツ、旅行、音楽、自然といった多様なジャンルで新作が続々と登場し、ユーザーはまるでその場にいるかのような臨場感あふれる体験を楽しめるようになります。

本日より、CANAL+とMotoGPが手掛ける「Tour De Force」がApple TVアプリを通じてVision Proで視聴可能となります。このドキュメンタリーは、MotoGPライダーのヨハン・ザルコ選手がフランスGPで優勝するまでの軌跡を追ったものです。Blackmagic Designの「URSA Cine Immersive」カメラ4台と空間オーディオ用のマイクを駆使して撮影され、究極の没入感を提供します。Vision Proをお持ちでない方も、来月からはApple Storeの店頭で拡張プレビューを体験できます。

年内には、スポーツに特化した新たなシリーズ「World of Red Bull」がデビューします。第1弾は12月にバックカントリースキーを題材とし、第2弾は2026年にビッグウェーブサーフィンを特集する予定です。

自然をテーマにしたコンテンツとしては、10月にオーストラリア北部のクイーンズランド州デインツリー熱帯雨林を舞台にしたドキュメンタリー「Julaymba」が登場。CNNのビル・ウィアー氏による新シリーズも来春には公開され、南極への科学探査を通じてコウテイペンギンを追う壮大な旅が描かれます。

旅行体験では、「Experience Paris」が三つ星レストランの厨房、エッフェル塔、モンマルトルの歴史的な街並みを巡ります。音楽コンテンツでは、この秋、クラシック音楽祭「BBC Proms」に関するフィルム、そしてK-POPボーイズグループCORTISをフィーチャーしたフィルムがそれぞれ公開される予定です。

さらに、既存の没入型ビデオシリーズ「Wild Life」や「Elevated」なども、新たなアップデートが提供されます。

これらの没入型コンテンツは、現在、日本を含むグローバルで販売されているApple Vision Proで体験可能です。