新型iPhone、一部でWi-Fi接続問題か 「N1チップ」との関連指摘も

Appleが先日発売した最新のiPhoneモデル（iPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone Air）について、一部の早期購入者からWi-Fi接続に関する断続的な問題が報告されています。

ユーザーからの情報によると、Wi-Fi接続が定期的に途切れる現象が発生しており、特にiPhoneのロックを解除した直後に一時的に切断され、その後すぐに再接続されるケースが多いとのことです。この問題は、車のCarPlayシステムがWi-Fi接続に依存するため、CarPlayの切断にも繋がっていると指摘されています。

過去数日間で、MacRumors Forums、Reddit、Apple Support Communityなどのオンラインフォーラムには、この不具合に関する数百件のコメントが寄せられていますが、問題の具体的な広がりは現時点では不明です。

また、多くのユーザーは、ペアリングされロック解除状態のApple Watchを装着している際にこの問題が発生すると指摘していますが、これが常に原因であるかどうかは確認されていません。

今回の新型iPhoneには、Appleが初めてカスタム設計したWi-Fi 7、Bluetooth 6、Thread対応の「N1チップ」が搭載されており、旧モデルがBroadcomチップを使用していたのとは異なる点です。AppleはこのN1チップの電力効率やパフォーマンス向上を謳っていましたが、現状では一部のユーザーにとってWi-Fiの信頼性を損ねている可能性が指摘されています。

MacRumorsは問題の再現に至っておらず、Appleにコメントを求めていますが、現時点で回答はありません。この問題がハードウェアに起因するのか、ソフトウェアに起因するのかは不明ですが、Appleは通常、ソフトウェアアップデートでこうした問題を解決することが可能です。近日公開予定のiOS 26.0.1に修正が含まれるかどうかは明らかになっていません。