macOS Tahoe、起動トラブルに対応する新機能「回復アシスタント」を搭載

Appleは、最新のmacOS Tahoeに、Macの起動に関する問題を自動的に特定し、解決を試みる新たな機能「回復アシスタント」を追加しました。この新機能は、Macが正常に起動しない場合のトラブルシューティングを支援することを目的としています。

Macが特定の起動時に異常な挙動を示した場合、回復アシスタントが自動的に起動することがあります。ユーザーは画面の「続ける」ボタンをクリックし、表示される手順に従うだけで、回復プロセスを開始できます。また、macOS復旧モードの「ユーティリティ」メニューからも、このアシスタントを手動で起動することが可能です。

回復プロセスが完了すると、Macが正常に回復したか、回復できなかったか、あるいは既知の問題が見つからなかったかが通知されます。その後、「Macを再起動」をクリックして作業を終えます。回復に成功した場合、iCloudデータの回復が促されることもあります。

もし回復アシスタントによって問題が解決せず、Macが正常に起動しない場合は、別のトラブルシューティング手順が必要となります。

なお、同様の回復アシスタント機能は、iOS 26およびiPadOS 26にも搭載されており、iPhoneやiPadの起動問題にも対応しています。