iOS 26の新「Liquid Glass」にまた問題か、アプリアイコンが「傾いて見える」と報告多数

iOS 26に導入された新機能「Liquid Glass」インターフェースが、これまでも一部コンテンツの判読性を損なうとして批判されてきましたが、今度はアプリアイコンに奇妙な視覚的問題を引き起こしていると報じられています。

 # アプリアイコンが「傾いて見える」錯視が発生

Liquid Glassは、アプリアイコンの左上と右下の角に微妙な光沢効果を加え、奥行きと視差効果のあるガラスのような外観を演出します。しかし、このデザインが一部ユーザーにアプリアイコンが傾いて見えるという光学的な錯視を引き起こしているとのことです。

影響を受けたユーザーからは、この傾斜効果によって方向感覚が失われたり、めまいを感じたりするといった報告が上がっています。

 # Redditで不満が爆発、「酔ったような気分」の声も

この問題は、ソーシャルニュースサイトRedditで大きな注目を集めており、関連する投稿の1つには3,000件以上の賛同が集まっています。あるユーザーは「フレームの光沢効果でアプリが傾いて見え、非常に気が散る」と不満を述べ、別のユーザーは「アップデートで酔っぱらったような気分になった」と訴えています。

さらに、「iOS 26全体が悪夢のようだ」「ひどい」といった厳しい意見も寄せられています。

 # 暗い背景で顕著、既存設定では改善せず

アプリアイコンが傾いて見える効果は、「Dark」「Clear」「Tinted」といった表示モードと、暗いまたは黒い背景の組み合わせで最も顕著に現れるとされています。一方で、カラフルな壁紙を使用すると、光沢の反射部分から注意が逸れるため、この錯視が和らぐ可能性があるとも指摘されています。

Appleのアクセシビリティ設定にある「透明度を下げる」や「視差効果を減らす」といったオプションも試されていますが、ほとんどのユーザーからは改善が見られないと報告されています。

Appleに対し、将来のアップデートでこのアプリアイコン効果を調整するための専用コントロールを追加するよう望む声が高まっています。