
より高速なミリ波5G、未だ米国のiPhone 17モデル限定
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FromMacRumors
iPhone 17シリーズ、高速「mmWave 5G」は引き続き米国限定 — 世界展開の遅れとAppleの戦略
最新のiPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxにおいて、超高速通信が可能な「mmWave 5G」の対応が、これまで通り米国市場に限定されていることが明らかになりました。米国以外の国々では、より広範囲をカバーする「sub-6GHz 5G」のみが提供されます。
AppleがiPhone 12シリーズで5G接続を導入して以来、mmWave 5Gは一貫して米国モデルでのみ利用可能でした。mmWaveは最高速の5G通信を実現しますが、その短い通信距離と障害物に対する脆弱性から、主に大都市の密集地域や、コンサート会場、スタジアム、空港といった特定の混雑した場所での利用が想定されています。
一方で、mmWaveネットワークの構築は各国のキャリアにとって高額な投資を伴い、Appleにとっても対応ハードウェアの提供には費用がかかります。このため、mmWaveの普及が遅れている国々では、キャリア側も対応デバイスが少ないために積極的なネットワーク展開を見送りがちであり、Appleもまた、普及が進まない地域でのmmWaveサポート導入に消極的な姿勢を示しています。
現時点での5Gの普及状況や展開速度に大きな変化がない限り、AppleのmmWave 5Gに対する方針が変わる可能性は低いと見られています。実際、最新のM4 iPad ProモデルではmmWave 5Gのサポートが完全に廃止され、sub-6GHzのみに対応する5Gモデムが採用されました。
また、独自設計のC1Xモデムを搭載する「iPhone Air」も、C1モデムと同様にsub-6GHz 5Gのみの対応となります。一方、他のiPhone 17シリーズのモデルはQualcomm製モデムを採用しており、米国ではmmWave対応ネットワークでその高速性を利用することが可能です。

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