第77回エミー賞、Apple TV+が席巻！「セヴェランス」「ザ・スタジオ」が主要部門制覇

第77回エミー賞授賞式において、Apple TV+のオリジナルシリーズが大きな躍進を遂げました。特にドラマシリーズ「セヴェランス」とコメディシリーズ「ザ・スタジオ」が多数の賞を獲得し、授賞式の夜を華やかに彩りました。

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 【セヴェランス：人間の記憶を巡るダークな世界観】

謎に包まれた企業「ルーモン・インダストリーズ」を舞台に、従業員が職場では私生活の記憶を失い、職場を離れると仕事の記憶が失われるという、独創的な設定が話題のドラマ。アダム・スコット、ブリット・ロウワー、ジョン・タトゥーロ、パトリシア・アークエット、クリストファー・ウォーケンなど、豪華なアンサンブルキャストが出演しています。

主な受賞は以下の通りです。

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 トラメル・ティルマン

（セス・ミルチック役）：ドラマ・シリーズ助演男優賞
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 ブリット・ロウワー

（ヘリー・リッグス役）：ドラマ・シリーズ主演女優賞
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 メリット・ウェバー

（グレッチェン・ジョージ役）：ドラマ・シリーズゲスト女優賞

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 【ザ・スタジオ：ハリウッドを痛烈に風刺するコメディ】

ハリウッドの映画業界を痛烈に風刺するコメディシリーズ。セス・ローゲン演じる新任のスタジオ責任者マット・レミックが、危機に瀕した「コンチネンタル・スタジオ」を立て直そうと奮闘します。キャサリン・オハラ、キャスリン・ハーンらが共演し、ブライアン・クランストン、ゾーイ・クラヴィッツ、マーティン・スコセッシといった著名人もゲスト出演で話題を集めました。

主な受賞は以下の通りです。

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 コメディ・シリーズ作品賞

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 セス・ローゲン

（マット・レミック役）：コメディ・シリーズ主演男優賞
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 セス・ローゲン & ライアン・ゴールドバーグ

（「The Oner」エピソード）：コメディ・シリーズ監督賞
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 セス・ローゲン、ライアン・ゴールドバーグ、ピーター・ハイク、アレックス・グレゴリー、フリーダ・ペレス

（「The Promotion」エピソード）：コメディ・シリーズ脚本賞
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 ブライアン・クランストン

（グリフィン・ミル役）：コメディ・シリーズゲスト男優賞

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 【その他のApple TV+作品の受賞】

スパイサスペンス「窓際のスパイ（Slow Horses）」も、アダム・ランダルが「Hello Goodbye」エピソードでドラマ・シリーズ監督賞を受賞しました。

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 【惜しくも受賞を逃した部門も】

Apple TV+にとって完璧な夜とはなりませんでしたが、「セヴェランス」はドラマ・シリーズ作品賞にノミネートされるも、「ザ・ピット」に惜敗。また、同作のアダム・スコットもドラマ・シリーズ主演男優賞を「ザ・ピット」のノア・ワイリーに譲りました。

多くの主要部門で存在感を示したApple TV+は、今後の作品群への期待をさらに高める結果となりました。