Appleは先日開催された9月のイベントで、iPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone Air、Apple Watch Series 11、Apple Watch Ultra 3、Apple Watch SE 3といった新型デバイスの情報を公開しました。これらは9月19日（金）に発売される予定です。

しかし、同社の新製品投入はまだ終わらないと見られています。複数の情報源によると、Appleは2025年末までに、さらに最大6種類の新製品を投入する可能性があると報じられています。多くは10月にも発表されると予測されており、その具体的な内容が注目されています。

まず「Apple TV」は、次世代Siri（Apple Intelligence搭載版）をサポートする高速なA17 Proチップを搭載。Wi-Fi 6EまたはWi-Fi 7に対応したApple設計のWi-Fiチップが導入される見込みです。内蔵FaceTimeカメラの搭載も噂されていますが、次期モデルでの実現は不透明です。

「HomePod mini」も、S9チップ以降のプロセッサでApple Intelligence対応のSiriをサポートするとされます。Apple設計のWi-Fiチップ（Wi-Fi 6E/7対応）や改善された音質、第2世代Ultra Widebandチップを搭載し、レッドなどの新色が追加される可能性もあります。

追跡デバイス「AirTag」は、現行モデルの最大3倍の追跡範囲を実現し、改ざん防止機能付きスピーカーや「極めて低い」バッテリー残量警告機能を備える方向です。

プロ向けのタブレット「iPad Pro」には、M5チップが搭載され、2つのフロントカメラにより縦向きと横向きの両方で写真やビデオ通話が可能になると予想されています。

AR/VRヘッドセット「Vision Pro」は、M4またはM5チップへの高速化に加え、快適性を向上させる新しいヘッドストラップ、そしてスペースブラックのカラーオプションが加わるかもしれません。

ディスプレイ製品としては、「Studio Display 2」が、mini-LEDバックライトを搭載し、2025年後半から2026年初頭の発売が見込まれています。

一方で、M5シリーズチップを搭載するMacBook Proモデルは、2026年初頭まで発売されない可能性があるとの報告もあり、iMacやMac miniといったM5チップ搭載Macが今年中に登場するかは不透明です。もし新型Macが来年以降になる場合、Studio Display 2の更新も2026年まで遅れる可能性があります。

これらの新製品が、恒例のイベントで発表されるのか、それともApple Newsroomのプレスリリースのみで公表されるのかは、まだ明らかにされていません。