Apple、iPhone 17を発表 ProMotion対応大型ディスプレイと革新的なカメラを搭載

Appleは本日、最新スマートフォン「iPhone 17」を発表しました。非Proモデルとしては初めてProMotionテクノロジーに対応した6.3インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載し、価格は799ドルからとなります。

 進化したディスプレイ技術

iPhone 17のディスプレイは、最大120Hzの可変リフレッシュレートを実現するProMotionテクノロジーを非Proモデルで初めて採用。時間やウィジェット、ライブアクティビティを常に表示できるAlways-Onディスプレイにも対応し、状況に応じて1Hzまでリフレッシュレートを調整することで電力効率を高めています。
次世代のCeramic Shield 2は、前世代比3倍の耐傷性を実現し、グレア（反射光）を低減。屋外でのピーク輝度はiPhone史上最高の3,000ニトに達し、コントラストも2倍向上しています。

 革新的な「Center Stage」前面カメラ

Appleが「史上最高のフロントカメラ」と謳う「Center Stage」は、iPhone初のスクエア型フロントカメラセンサーを搭載。より広い視野角と最大18MPの高解像度写真を実現しました。デバイスを縦に持ったままでも、ポートレートとランドスケープの両方で写真やビデオを撮影できるようになり、自撮りの際に本体を回転させる必要がなくなります。
集合写真ではAIが視野角を自動で拡大し、ポートレートからランドスケープへと向きを調整して全員をフレームに収めることが可能。超手ぶれ補正対応の4K HDRビデオ録画や、前後カメラで同時に記録できるDual Capture機能も導入されています。

 刷新された背面カメラシステム

背面カメラシステムも大幅に刷新され、iPhoneとして初めて全てのセンサーが48MPとなりました。メインカメラには光学2倍望遠機能が統合され、「まるで2つのカメラが一つになったよう」と表現されています。新しい48MPの超広角カメラは、前世代比で最大4倍の解像度を誇り、広角撮影とマクロ撮影の両方で性能が向上しました。
写真スタイル（Photographic Styles）も進化し、肌のトーンをより正確に理解し、リアルタイムで色、ハイライト、シャドウを調整。iOS 26で提供される新機能「Bright」スタイルでは、肌のトーンを明るくし、画像全体の鮮やかさを高めることができます。

 高性能なA19チップと長時間バッテリー

iPhone 17は、第3世代の3nmテクノロジーで製造されたパワフルなA19チップを搭載。6コアCPUはiPhone 13のA15 Bionicチップと比較して1.5倍高速に、5コアGPUは2倍以上高速化されたとAppleは説明しています。各GPUコアにはニューラルアクセラレーターが内蔵され、デバイス上での生成AIモデルを強力にサポートします。
バッテリー駆動時間も大幅に向上し、ビデオ再生は最大30時間で、iPhone 16よりも8時間長くなりました。これはA19チップの効率性とiOS 26の高度な電力管理機能によるものとされています。充電速度も向上し、オプションの高ワット数USB-C電源アダプタを使用すれば、20分で50%の充電が可能です。

 最新の通信機能と大容量ストレージ

新しいカスタム無線チップ「N1」により、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Thread接続に対応し、パーソナルホットスポットやAirDropなどの機能の性能と信頼性も向上しました。ストレージはベースモデルが256GBと、前世代の2倍に。512GBオプションも用意されています。

 カラーと発売情報

カラーバリエーションは、ブラック、ラベンダー、ミストブルー、セージ、ホワイトの5色。日本ではバーレーン、カナダなど一部の地域でeSIMのみモデルが提供されます。
予約注文は9月12日（金）に開始され、9月19日（金）には63以上の国と地域で一般発売されます。その後、9月26日（金）にはさらに22の国と地域で展開される予定です。
また、MagSafe対応のシリコンケースや、100%リサイクルヤーン製のクロスボディストラップといった新しいアクセサリーも登場します。