Apple、最薄「iPhone Air」発表もバッテリー性能に注目集まる

Appleは本日、これまでのiPhone史上最も薄く、最軽量となる「iPhone Air」を発表しました。厚さわずか5.6mmという画期的な薄さを実現した一方で、その内部スペースの制約からバッテリー性能に注目が集まっていました。

iPhone Airは、動画再生で最大27時間、動画ストリーミングで最大22時間の駆動が可能とされています。これはiPhone 17シリーズ4モデルの中で最も短いバッテリー持続時間となりますが、Appleは高密度バッテリー技術の採用により、薄型化とバッテリー性能の両立を図っています。

同社はバッテリーのワット時容量を公表していませんが、欧州のAppleサイトの情報によると、3,149mAhのバッテリーを搭載していることが示されています。これはiPhone 13の3,227mAhに匹敵する容量です。
参考までに、iPhone 17は3,692mAh、17 Proは4,252mAh、17 Pro Maxは5,088mAhのバッテリーを搭載しています。

Appleは、バッテリー寿命をさらに延長するための対策も同時に発表しました。iPhone Airと合わせてMagSafeバッテリーパックが導入されるほか、iOS 26には、通常使用を超えるアクティビティ時にバッテリー寿命を自動的に延長する「Adaptive Power mode」が搭載されます。