Appleは間もなく「Awe Dropping」イベントを開催し、主役のiPhone 17に加え、新型Apple Watchや2022年以来初のアップデートとなるAirPods Proの発表が期待されています。

イベント直前のブルームバーグのマーク・ガーマン氏の報道によると、AirPods Pro 3は、以前から噂されていた通り心拍数モニターを搭載し、満を持して登場する見通しです。Apple傘下のBeatsが今年初めに心拍数センサー付きのPowerbeats Pro 2をリリースしたことから、AirPods Proへの導入は広く予想されていました。

ガーマン氏の報告では、AirPods Proはフィット感を向上させた「改良されたデザイン」と「刷新された充電ケース」も特徴とするとのことです。充電ケースはボタンが廃止され、AirPods 4に合わせたスリムなデザインになるとも報じられています。興味深いことに、これまで噂されてきた体温センサーについては、ガーマン氏は言及していません。

しかし、残念ながらガーマン氏は、AirPods Pro 3には「主要なオーディオ/ANCの改善はない」と報じています。2022年に登場したAirPods Pro 2は、低歪みオーディオドライバーとカスタムアンプによる2倍のノイズキャンセリングと豊かなサウンドを特徴としていました。H3チップの搭載により、AirPods Proのオーディオシステムの大幅なアップグレードが期待されていましたが、今回の焦点は健康機能に移るようです。

Appleの「Awe Dropping」基調講演は、本日太平洋時間午前10時に開始されます。