Apple、実験的ブラウザ「Safari Technology Preview 227」を公開 – 多数の改善とmacOS Sequoia/Tahoeに対応

Appleは本日、将来のSafariブラウザに導入予定の機能を先行してテストするための実験的ブラウザ「Safari Technology Preview」の最新アップデート、バージョン227をリリースしました。このブラウザは2016年3月に初登場し、開発者やユーザーからのフィードバックを収集することを目的としています。

今回のアップデートでは、アクセシビリティ、アニメーション、CSS、JavaScript、Web API、WebAssemblyなど、Webコンテンツの表示や動作に関わる広範な領域において、多数の修正とパフォーマンスの改善が施されています。これにより、ブラウザの安定性と互換性がさらに向上しています。

現行のSafari Technology Previewは、今年後半にリリース予定のmacOSの最新バージョンであるmacOS SequoiaおよびmacOS Tahoeを搭載したマシンに対応しています。

このアップデートは、すでにSafari Technology PreviewをAppleのウェブサイトからダウンロードしているユーザーであれば、システム設定（またはシステム環境設定）の「ソフトウェアアップデート」を通じて入手可能です。開発者向けに設計されていますが、ダウンロードや使用に開発者アカウントは不要で、既存のSafariブラウザと並行して動作させることが可能です。