AirPods Pro 3、健康センサー搭載か 翻訳機能は後日提供へ
Appleの次期完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 3」には、体内温度測定と心拍数測定の2つの健康センサーが搭載される見込みです。一方で、リアルタイム翻訳機能は発売当初には間に合わず、後のソフトウェアアップデートで提供されると報じられています。
匿名の情報筋が米メディア9to5Macに伝えた情報によると、Appleは以前から、心拍数モニタリングや体温測定といった健康機能を将来のAirPodsに搭載する計画を進めてきました。心拍数モニタリングはすでに同社のPowerbeats Proで採用されており、AirPods Pro 3への搭載は確実視されています。
一方、リアルタイム翻訳機能については、今後のiOS 26ベータ版の内部画像で開発が示唆されていました。この機能は、AirPodsとiPhoneのTranslateアプリが連携し、異なる言語を話す人々との会話を翻訳することで、よりスムーズなコミュニケーションを実現するものです。例えば、英語話者のAirPodsがスペイン語話者と話す際、iPhoneが音声を検出し翻訳、AirPods装着者に英語で伝え、その逆も同様に機能するとみられています。
AppleはAirPodsを健康アクセサリーとして位置づけており、iOS 18で聴覚健康機能が追加されるなど、健康分野への注力を強めています。
AirPods Pro 3は、9月9日（火）に開催されるAppleのイベント「Awe dropping」で、iPhone 17モデルと同時に発表される可能性が高いとされています。新モデルでは、デザインやケースの変更、オーディオ品質の向上、そしてiOS 26のファームウェアアップデートによる新たな機能追加も期待されています。
