Apple折りたたみiPhone、指紋認証はサイドボタンに？ アナリストが予測再確認

Apple初の折りたたみiPhoneに関する情報が錯綜する中、著名なAppleアナリスト、ミンチー・クオ氏が、自身の予測を改めて表明しました。中でも注目されるのは、指紋認証技術Touch IDの搭載位置についてです。

クオ氏は本日、X（旧Twitter）への投稿で、市場に浮上している「ディスプレイ下超音波指紋センサー」採用の噂を「可能性は低い」と一蹴。その上で、自身が6ヶ月前に予測した「サイドボタン統合型Touch ID」が採用されるとの見方を改めて示しました。このTouch IDモジュールは、Luxshare ICTが供給すると予測されています。

クオ氏の初期の予測によると、Appleの折りたたみiPhoneは2026年の発売が有力視されており、約7.8インチの内側ディスプレイと5.5インチの外側スクリーンを備えたブック型デザインになるとされています。価格は2,000ドルから2,500ドルの範囲で、折りたたみ時の内部スペース確保のため、Face ID認証は見送られる可能性が高いとのことです。サイドボタン統合型Touch IDは、すでにiPad AirやiPad miniで採用実績があり、Appleにとって決して異例の選択ではありません。

カメラ機能については、デュアルレンズの背面カメラに加え、折りたたみ時と展開時それぞれに対応する前面カメラが搭載される見込みです。

発売時期に関しては、クオ氏とアナリストのジェフ・プー氏は2026年下半期の量産開始を予測。一方で、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、来年（2025年）秋の発表を予想しており、見方が分かれています。