英、アップルに規制強化の動きか 新機能提供に影響も

英国で欧州連合（EU）のデジタル市場法（DMA）に類似した規制の導入が検討されており、アップルのiPhoneを含む製品の一部機能が利用できなくなるか、提供が遅れる可能性が浮上している。

これは、英競争市場庁（CMA）がアップルとグーグルに対し、市場の公平性を高めるための規制を導入する計画を７月に発表したことに端を発する。

アップルは、自社のOS（基本ソフト）を競合他社に開放することになるのであれば、その地域で機能を全く提供しないという姿勢を示している。実際、EUではすでに「iPhoneミラーリング」や「Mac Live Activities」の提供を見送っており、「Apple Intelligence」の提供も延期している状況だ。

そうした中、英BBCは水曜日、アップルとCMAがこの問題に関して新たな声明を発表したと報じた。しかし、声明の詳細は明らかにされていない。今後の両者の動向が注目される。