Apple、カナダでセルフ修理プログラムと正規部品販売を開始

Appleは、消費者が自分でデバイスを修理できる「Self Service Repair」プログラムと、独立系修理業者向けの「Genuine Parts Distributor」プログラムをカナダで開始したと発表しました。

2022年に開始されたSelf Service Repairプログラムは、電子機器の修理に関する知識と経験を持つ個人を対象としています。このプログラムを通じて、ユーザーはApple純正の部品、工具、修理マニュアルにアクセスでき、一部のiPhone、iPad、Macモデル、Studio Display、Beats Pillの修理が可能です。

一方のGenuine Parts Distributorプログラムは、Appleと直接契約のない修理業者が、純正のiPhoneおよびiPad用部品（ディスプレイ、バッテリー、カメラなど）を第三者の販売代理店を通じて購入できるようにするものです。カナダではMobileSentrixがその販売を担い、このプログラムは今年初めに米国と欧州で既に導入されていました。