Appleは、米国国立公園への支援を強化するため、Apple Payを利用した寄付キャンペーンを8月29日まで実施しています。
これに加え、各種サービスで国立公園に焦点を当てた特別コンテンツを提供し、ユーザーの関心を高めています。

今回のキャンペーンでは、8月29日までの期間中、Apple.com、Apple Storeアプリ、またはApple StoreのいずれかでApple Payを使って購入するごとに10ドルが、米国国立公園財団（National Park Foundation）に寄付されます。寄付総額は最大100万ドルに達する見込みです。この取り組みは2017年から毎年恒例となっており、国立公園財団は、米国の国立公園を保護・強化するための民間支援と戦略的パートナーシップを構築する非営利団体です。

寄付キャンペーンと並行して、Appleは8月を通じてApp Store、Apple Maps、Apple Fitness+、Apple Podcastsといったサービスで国立公園に関する特別コンテンツを展開しています。例えば、Apple Mapsではハイキング向けの国立公園ガイドを提供。Apple Fitness+では国立公園にインスパイアされた「Time to Run」エピソードが、Apple Podcastsでは様々な国立公園を紹介する「The Wild with Chris Morgan」が配信されています。また、App Storeでは「National Park Service」アプリが今日のAppとして紹介されました。

さらに、8月24日にはApple Watchユーザー向けの特別なチャレンジも用意されています。ワークアウトアプリを使って20分以上の運動を記録することで、Fitnessアプリで限定のアワードとメッセージアプリ用のアニメーションステッカーがアンロックされます。

これらの活動は、8月25日の米国国立公園局（National Park Service）創設記念日に合わせて実施されています。Appleのティム・クックCEOは国立公園の熱心な支持者として知られ、2022年には国立公園が「自然だけが与えられる畏敬の念、静寂、そして静かな敬意の感覚」を提供すると述べ、「今日そして未来のあらゆる世代のために、保護する価値がある」とその重要性を強調しています。