Appleの複数のサービスを割安で利用できるバンドルプラン「Apple One」の価値が、Apple TV+の料金改定により相対的に向上したことが明らかになりました。

米国など一部の国では今週、Apple TV+の月額料金が9.99ドルから12.99ドルに引き上げられました。しかし、Apple TV+を含むApple Oneの各プランは、料金が据え置かれています。これにより、Apple Oneを契約することで、個別でサービスを申し込むよりもさらに大きな節約効果が期待できるようになりました。

Apple Oneには、Apple TV+を含む以下の3つのプランが用意されています。

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 Individual（個人）

：Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloud+（50GB）が月額19.95ドル。
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 Family（ファミリー）

：Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloud+（200GB）が月額25.95ドル。
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 Premier（プレミア）

：Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、Apple News+、Apple Fitness+、iCloud+（2TB）が月額37.95ドル。

また、Apple TV+の年間サブスクリプション（米国では年額99ドル）も料金据え置きとなっており、こちらも割安な選択肢として注目されます。

今回の料金改定は、Appleにとって月額プランを継続する顧客からの即時的な収益増と、Apple Oneや年間プランへの誘導を促す「ウィンウィンの状況」をもたらすと見られています。より高額な支出や長期的なコミットメントを通じて、Appleは顧客エンゲージメントの強化を図る狙いです。