Appleは間もなく、恒例の9月イベントの開催日を発表すると見られています。このイベントでは、新型iPhoneやApple Watchが披露されるほか、iOS 26などの関連オペレーティングシステムのアップデートも注目されます。

特に注目されるのは、Appleが開発を進めているとされる「Charismatic」とコードネームされた全く新しいOSです。BloombergのMark Gurman氏によると、この新OSは将来のホームハブデバイスや卓上ロボットに搭載される予定で、tvOSとwatchOSの要素を融合。時計の文字盤やウィジェットを中心に、Siriの音声コマンド、タッチ入力、そして顔認識によるマルチユーザー対応をサポートすると報じられています。

次世代iPhoneに関する情報も既に飛び交っています。iPhone 17 Pro Maxの内部設計とされる画像が流出し、金属カバー付きのバッテリーが2種類存在することが示唆されました。これは、物理SIMカードトレイの有無によってL字型と長方形のバッテリーが使い分けられる可能性を示しています。

Apple Watchのラインナップも刷新されます。新型iPhoneと同時に発表されるApple Watch Ultra 3は、2023年以来となる数々のアップグレードが期待されています。主流モデルのSeries 11はマイナーチェンジ、そして2022年以来の更新となる第3世代Apple Watch SEには、より大きな変更が加えられるかもしれません。さらに、2026年には「大幅な再設計」が施され、Touch IDを搭載するApple Watchが登場するとの予測もあります。

ソフトウェア面では、iOS 26の開発が最終段階に差し掛かっています。最新のベータ版では、Apple Watch Series 9、Series 10、Ultra 2向けに提供された再設計された「血中酸素」機能が組み込まれました。また、バッテリー節約に役立つ「適応パワーモード」がオンになった際に通知を受け取るオプションも追加されています。

iPhone 17向けには、新しいプレミアムケース素材「TechWoven」が登場するとの噂も浮上しています。これは、以前批判を浴びたFineWovenケースの後継となるもので、ケースには「クロスボディストラップ」を取り付けるためのアタッチメントポイントが設けられる可能性も指摘されています。

最後に、Appleはセキュリティ対策として、iOS 18.6.2、iPadOS 18.6.2、macOS Sequoia 15.6.1のアップデートをリリースしました。これらのアップデートは、悪意のある画像ファイルが原因で発生するメモリ破損の問題を修正するもので、一部で実際に悪用された事例も報告されているため、速やかな適用が推奨されています。