Appleは今年、一部のiPadモデルを刷新しましたが、その動きはまだ終わらないようです。2025年後半には新たなiPadの登場が噂されており、さらに2026年以降のモデルに関する詳細もすでに報じられています。
# iPad Pro：M5チップ搭載とデュアルフロントカメラ
年内のiPad Proアップデートでは、高速なM5チップが導入されると見られています。このM5チップは、改良された3ナノメートルプロセスで製造され、性能と電力効率の向上が期待されます。昨年大規模なデザイン変更があったため、今回は目立ったデザイン変更はないものの、いくつかの新機能が計画されています。
ディスプレイは引き続き11インチと13インチのOLED技術を採用。注目すべきはデュアルフロントカメラの搭載です。デバイス上部と側面にそれぞれカメラが配置されることで、iPadを縦向き・横向きどちらで使用しても、ビデオ通話時のカメラ位置が最適化されるとのことです。M5搭載のiPad Proは、iPhone 17の新モデル発表から約1ヶ月後の10月か11月に登場する可能性があります。
# iPad Air：2026年に90HzディスプレイやOLED採用の可能性
次期iPad Airは2026年に登場する可能性がありますが、確定ではありません。現時点では詳細不明な点が多いものの、ディスプレイのリフレッシュレートが現在の60Hzから90Hzに向上する可能性が示唆されています。また、2026年の刷新でOLEDディスプレイが採用される可能性もありますが、これが翌年に実現するか、あるいは2027年以降にずれ込むかはまだ不透明です。M3チップを搭載した現行モデルが2025年3月に発売されたため、新モデルは早くても2026年3月以降になるでしょう。
# 低価格iPad：A18チップとApple Intelligenceに対応
開発中の低価格iPadは、A18チップを搭載すると見られています。このA18チップにより、現行モデルでは利用できないApple Intelligence機能に対応することが期待されます。このモデルは2026年初頭、春のイベントで発表される可能性があると報じられています。
# iPad mini：A19 Proチップ搭載とOLEDディスプレイへの移行
iPad mini 8も開発が進められており、2026年にも登場する可能性があります。リーク情報によると、iPhone 17 Proモデルに搭載予定のA19 Proチップを採用する見込みです。A19 Proチップも3ナノメートルプロセスで製造され、性能と効率の向上が期待されます。
OLEDディスプレイを搭載したiPad miniも開発中ですが、これがiPad mini 8で実現するか、または2027年以降のモデルになるかは不明です。OLEDディスプレイが採用される場合、ディスプレイサイズが現行の8.3インチから8.7インチに拡大する可能性も指摘されています。
