セキュリティ企業が、Macユーザーを標的とした広範囲なマルウェアキャンペーンを阻止しました。
偽のMacサポートページが悪用され、ユーザーのパスワード、ブラウザデータ、仮想通貨の窃取が狙われていました。

米セキュリティ企業のCrowdStrikeは、同社のFalconプラットフォームが
2025年6月から8月にかけて、Atomic Stealerの亜種「Shamos」を配信しようとする
300件以上の攻撃試行を検知したと発表しました。
この攻撃は、マルウェアをサブスクリプション形式で提供する犯罪グループ「Cookie Spider」によって実行されていました。

攻撃者は「マルバタイジング」（悪意のある広告）を利用し、
有料検索結果に偽のサイトを紛れ込ませていました。
MacのDNSキャッシュのフラッシュ方法など、日常的なトラブル解決策を探すユーザーが、
意図せずこれらの偽のサポートページに誘導され、個人情報窃取の危険にさらされていたとのことです。