AirPods Pro 2・AirPods 4向けベータファームウェア公開、通話品質向上と新機能追加

Appleはこのほど、AirPods Pro 2およびAirPods 4向けの新たなベータファームウェアを公開しました。これは、iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoeのベータ版を利用している公開ベータテスターおよび開発者を対象としており、アップデートのインストールにはこれらの最新OSを搭載したデバイスが必須となります。今回のファームウェアのビルド番号は「8A5343a」で、先に開発者向けに提供されたバージョンと同じです。

このアップデートにより、iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoeで導入される複数の新機能がAirPodsに追加されます。主な機能強化として、電話通話やビデオ通話におけるオーディオ品質の向上が挙げられます。また、インタビューやポッドキャスト、ビデオコンテンツ作成において、スタジオ品質でのオーディオ録音が可能となりました。さらに、AirPodsをカメラアプリのリモートシャッターとして活用し、写真撮影やビデオ録画の開始を操作できるようになります。

なお、iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoeからは、AirPodsがiPhone、iPad、またはMacに接続されている場合、AirPodsの設定インターフェースから直接ベータファームウェアのインストールオプションが利用できるようになり、ベータテストのプロセスがより簡素化されています。