Apple製作映画「F1: The Movie」Apple TVアプリでデジタル配信開始、劇場での大成功を経て

Appleが大規模なプロモーションを展開してきた映画「F1: The Movie」が、本日よりApple TVアプリを通じてデジタル配信を開始しました。一部の国と地域では、購入またはレンタル形式で視聴が可能となっています。

現時点では、韓国や日本ではApple TVストアでの提供が確認されていますが、Apple TV+ストリーミングサービスでの配信はまだ開始されていない模様です。米国での配信は、東部時間真夜中以降になる可能性が示唆されています。

本作は、今年6月27日に劇場公開され、世界中で5億ドルを超える興行収入を記録。Appleが手掛けた劇場公開作品としては史上最高のヒット作となりました。8月には追加の劇場公開も実施されています。

映画公開に先立ち、Appleは前例のない大規模な宣伝キャンペーンを展開しました。YouTube広告や、ティム・クックCEOと主演ブラッド・ピットがApple Storeに登場するイベント、マップアプリでのF1サーキットガイドの提供、さらにはWalletアプリやSportsアプリ内での広告掲載など、異例の手法が用いられ、一部iPhoneユーザーの間では不満の声も上がっていました。

なお、Apple TV+のサブスクリプションサービスで「F1: The Movie」が視聴可能になる時期については、現段階では明らかにされていません。