サウスパークがトランプとティム・クックの関係を風刺：盾一つで政策転換を皮肉る

米人気アニメ「サウスパーク」は、現シーズンもトランプ大統領を風刺するテーマが続いていますが、最新エピソードではアップルのティム・クックCEOをパロディ化し、トランプ大統領（作中）との関係を痛烈に風刺しました。

番組では、トランプ大統領がiPhone製造の米国内移転を要求し、ティム・クック氏がイベントに不参加だったことを理由にアップルに不利な関税をちらつかせていた状況を再現。クック氏がトランプ氏に記念盾を贈呈する場面が登場します。

するとトランプ大統領は一転、これまで繰り返してきたiPhone製造の米国内移転要求を即座に撤回しました。

これは政府の政策決定のあり方としてはあるまじきものですが、クック氏とアップルが政治的に非常に抜け目ないことを示していると指摘されています。

クック氏がおべっかを使っているかのように描かれたこのエピソードは、「現在の米国におけるビジネスのあり方」を痛烈に皮肉る内容となっています。