Apple、iPhone 17向けに新素材ケース「TechWoven」投入か − ストラップ対応で耐久性向上へ

Appleが次期iPhone 17シリーズ向けに、新たな素材を採用したケース「TechWoven」の投入を計画している模様です。著名リーカーの情報によると、これは過去に廃止された「FineWoven」ケースの後継にあたり、特に耐久性の向上が図られていると伝えられています。

Appleは2年前、環境負荷軽減のためレザー製iPhoneケースの販売を終了し、代替として再生素材を68%使用した「FineWoven」ケースを導入しました。しかし、このFineWovenケースは傷や汚れがつきやすいという問題点が指摘され、短期間で市場から姿を消しました。「TechWoven」は、こうした反省を踏まえて開発された新素材とみられ、「技術的な繊維（technical textile）」がその名称の由来である可能性も指摘されています。

新ケースでは、耐久性の強化が最大の特長とされています。さらに、ケースの底部にはストラップ取り付け用の小さな穴が設けられており、「Crossbody Strap」と呼ばれる大型ストラップのオプションも登場する見込みです。これにより、iPhoneを首から提げるスタイルが可能となり、ファッション性だけでなく、盗難防止にも寄与すると考えられます。

機能面では、MagSafeやカメラコントロールへの対応は引き続き維持されます。カラーオプションは、ブラック、ブラウン、ブルー、グリーン、パープルなどが予定されており、シエナのような具体的な名称がつく可能性もあります。

今回リークされたケースの箱の写真はレプリカとされていますが、その精巧さからAppleの実際の計画を反映している可能性が指摘されています。しかしながら、あくまで現時点では噂の段階であり、今後の公式発表を待つ必要があります。iPhone 17の発表イベントは1ヶ月以内に開催される見込みです。