Appleが次世代ディスプレイ開発か コードに兆候

Appleが新型ディスプレイ「Studio Display 2」の開発を進めている可能性が浮上しました。非公開のソフトウェアコードからその兆候が発見されており、早ければ2026年初頭に登場するのではないかと噂されています。

MacRumorsの寄稿者であるアーロン・ペリス氏が、Appleのコード内から次世代Studio Displayとみられる「J427」というコードネームを発見しました。このコードは、本来公開される予定ではなかったソフトウェアの中に隠されていたとのことです。

現時点では詳細な仕様は不明ですが、新しいStudio Displayにはmini-LEDバックライト技術が採用される可能性が指摘されています。もし実現すれば、輝度、コントラスト比、色品質が大幅に向上すると期待されます。

また、コードからは「J527」という別のディスプレイのコードネームも発見されました。これが何を指すのかは明確ではありませんが、Studio Display 2の別バージョンである可能性や、新型Pro Display XDRを示唆している可能性も考えられます。しかし、Bloombergのマーク・ガーマン氏の見解では、Pro Display XDRの次世代モデルはAppleにとって優先順位が低いとされています。

Appleは2022年に初代Studio Displayをリリースして以来、新たなディスプレイ製品を発表していません。新型ディスプレイの正式名称が「Studio Display 2」となるか、別の名称が与えられるかは不明です。

この新型ディスプレイは、M5チップを搭載した次世代Macと同時期の2026年初頭に発表される可能性が高いとみられています。