来月のApple新製品発表イベントを前に、iPhone 17シリーズや新型Apple Watchに関する情報が活発化しています。同時に、開発者向けのiOS 26最新ベータ版からは、次世代製品のヒントが続々と明らかになっています。
# iOS 26ベータ版、新デザインとUI調整が進む
現在ベータテストが進行中のiOS 26では、いくつかの新機能とデザイン変更が確認されています。特に注目されるのは、「Liquid Glass」と呼ばれる新デザインの確定と、ロック画面でのパスコード入力やコントロールセンターのページ切り替え時における「弾むような」トランジションの導入です。
このほか、カメラ、メール、AirDrop、Walletなど、様々な標準アプリや機能にも細かな視覚的・機能的な調整が加えられています。
# Apple Watch Ultra 3、ディスプレイがわずかに大型化か
iOS 26のベータ版に含まれる画像解析から、次期Apple Watch Ultra 3のディスプレイが、現行モデルよりわずかに大きくなる可能性が浮上しました。筐体サイズを維持しつつディスプレイを大型化するため、ベゼルのさらなる狭額縁化が図られると見られています。
Apple Watch Ultraにとっては2年ぶりの実質的なアップグレードとなり、9月の発表が期待されています。
# iPhone 17 Air、極薄バッテリーの搭載で薄型化へ
「iPhone 17 Air」とされる次期モデルのバッテリーに関する情報が報じられ、その厚さがわずか2.49mmと、iPhone 17 Proの約半分に抑えられることが明らかになりました。これにより、大幅な薄型化が実現すると見られます。
一方で、バッテリー容量は3,000mAh以下に留まる可能性も指摘されており、バッテリー駆動時間の確保が課題となるかもしれません。ただし、ソフトウェアによる最適化や、別売りのバッテリーケースで対応されるとの予測も出ています。
# AirPods Pro 3と新型Apple TVも登場間近か
Appleのハイエンドイヤホン「AirPods Pro 3」も、9月に新型iPhoneやApple Watchと同時に発表されるとの観測が高まっています。デザインの微調整に加え、オーディオ処理とアクティブノイズキャンセリングの性能向上、さらには耳内での心拍数トラッキング機能の搭載が期待されています。
また、現行モデルが3年目となる「Apple TV 4K」も、年内に新型が登場する見込みです。チップ性能の向上（現行のA15 Bionicから）に加え、Wi-Fi 7への対応などが予測されています。
# GoogleがAppleのAIを揶揄、Appleは反論
こうした新製品の噂が飛び交う中、Googleは新型Pixel 10シリーズの広告で、AppleのAIアシスタント機能「Apple Intelligence」におけるSiriの提供遅延を揶揄する内容を展開しました。
これに対し、Appleのティム・クックCEOは社内会議で、Appleは新技術において「常に最初ではなかった」と認めつつも、AIは「手にするべきもの」であり、同社はこの分野に「投資を行う」と強調し、積極的な姿勢を示しました。
