Apple Watch Ultra 3が今秋登場か 新機能・性能向上に期待

アップルが今秋にも新型スマートウォッチ「Apple Watch Ultra 3」を発表する見込みであることが報じられました。2年ぶりのモデルチェンジとなる新デバイスには、数々の新機能や性能向上が期待されています。

特に注目されるのは、ディスプレイの改良です。現行モデルよりやや大型化するほか、広角OLEDディスプレイの採用により、斜めから見た際の明るさや、常時表示モードでのリフレッシュレートの向上が見込まれます。

通信機能も大幅に強化されます。第2世代モデルのLTEから「5G」に対応するほか、Wi-Fiやモバイルネットワークの圏外でもテキストメッセージの送受信が可能な「衛星通信機能」が搭載される予定です。これにより、アウトドアなどでの緊急時における連絡手段が確保されることになります。

内部プロセッサには「S10チップ」以降が搭載され、より高速なパフォーマンスが期待されます。また、ヘルスケア機能として「血圧モニタリング」の搭載も噂されていますが、Ultra 3には間に合わない可能性も指摘されています。

Apple Watch Ultraシリーズは、昨年発売された第2世代モデルでブラックチタンケースのオプションが追加されたものの、2023年以降は大きなハードウェアのアップグレードが行われていませんでした。このため、今回のUltra 3の登場は、機能性や利便性の向上を待ち望んでいたユーザーにとって待望のアップデートとなるでしょう。正式な発表は9月とみられています。