macOS Tahoeベータ版でMacのアイコン刷新、ストレージアイコンはSSD風に

 長年のMacユーザーからは不満の声も

Appleが開発中のmacOS Tahoeベータ版で、一部のクラシックなMacのアイコンを更新しており、従来の見た目を好む長年のMacユーザーから不満の声が上がっています。

特に注目されているのが、内蔵ストレージアイコンのデザイン変更です。これまでのアイコンはハードディスクドライブ（HDD）を模したものだったのに対し、最新のベータ5では、モダンなソリッドステートドライブ（SSD）を想起させるデザインに刷新されました。AppleのMacは10年以上前からHDDの使用を段階的に廃止しており、現在販売されているすべてのモデルでSSDを搭載しています。

新しいストレージアイコンの表示を望まない場合は、Finderアプリの設定から「ハードディスク」のチェックを外すことで、「Macintosh HD」などの表示自体を非表示にすることができます。

この他にも、以前のベータ版では「ディスクユーティリティ」や「Finder」のアイコンも更新されています。特にFinderアイコンは、初期に色合いが反転する変更が加えられましたが、ユーザーからの強い反発を受け、すぐに従来の配色に戻された経緯があります。