20年前の「名機」iMac G4が最新macOSと融合！？驚きの改造術が話題に

最新のmacOS Tahoeで導入された「Liquid Glass」デザインが、20年以上前のAppleの名機「iMac G4」と驚くほど調和することが判明し、話題を呼んでいます。あるユーザーの独創的な改造によって、レトロなデザインと最先端のインターフェースが見事に融合した姿が披露されました。

この画期的なプロジェクトを手がけたのは、Colby Sheets氏です。同氏は、特徴的な「ひまわり」デザインで知られるiMac G4の筐体に、なんとM1 Mac miniの内部を移植しました。最新のmacOS TahoeはiMac G4に搭載されているPowerPCプロセッサでは動作しないため、内部を完全に現代のMacに置き換えるという大胆な手法が取られました。さらに、iMac G4のディスプレイをM1 Mac miniハードウェアに対応させるため、配線をThunderboltポート用に再構築したといいます。

Sheets氏が自身のX（旧Twitter）に投稿した写真や動画は、古さを全く感じさせないモダンな外観を披露。何十年も前のハードウェアが最新のインターフェースと組み合わさることで、iMac G4のデザインがいかに時代を超越しているかを改めて示しました。

こうした大がかりな改造に躊躇するユーザー向けには、iMac G4を外部ディスプレイとして活用する別の選択肢も存在します。Juicy Crumb Systemが提供する「DockLite G4」を使えば、iMac G4の筐体を開けてキットをインストールするだけで、MシリーズMacの外部モニターとして利用できるようになります。