Apple、折りたたみiPhone「iPhone Fold」を2026年秋に投入か JPMorganが予測

米アップルが長らく待望される折りたたみ式スマートフォンの市場に、2026年秋にも参入するとの見方が浮上しました。米金融大手JPMorganが先日公開した顧客向けレポートが、初の折りたたみiPhone「iPhone Fold」の登場時期と詳細について言及しています。

JPMorganのレポートによると、同社は投資家の注目がすでに2026年秋の製品発表に移っていると指摘。
iPhone 18ラインアップの一部として、2026年9月に初の折りたたみiPhoneを発売する見込みだといいます。

名称は「iPhone Fold」と予想されており、デザインはサムスンのGalaxy Z Foldシリーズに似たブック型になる見込みです。
ディスプレイサイズは、外側が5.5インチ、内側が7.8インチと予測されており、Galaxy Z Fold 7（外側6.5インチ、内側8インチ）よりやや小型になる見通しです。

一方で、最大の差別化ポイントとして期待されるのが、ディスプレイの「折り目がない」ことだとされています。
これはサムスンがGalaxy Z Fold 8での実現を目指している技術であり、Appleは先行してこれを導入する可能性があると見られています。

価格については、「プレミアム価格になる」としながらも、希望小売価格は1,999ドル程度になると見積もられています。
これは、これまでの推定（2,000ドル〜2,300ドル）よりは低く、Galaxy Z Fold 7の256GBモデルの発売価格と同水準となります。