
Apple 2025年Q3決算発表要点
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FromMacRumors
Apple、第3四半期決算で好調 売上高940億ドル、予測上回る
Appleは本日、2025年度第3四半期(暦年第2四半期)の決算発表を行い、売上高は940億ドルに達し、市場予測を上回る好調な業績を報告しました。ティム・クックCEOとケバン・パレクCFOが、デバイス販売の動向、AI戦略、関税の影響などについて説明しました。
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iPhone販売が記録的な好調
最新のiPhone 16モデルが前年のiPhone 15モデルを上回る人気を示しました。クックCEOは、iPhone 16の販売台数が前年比で「力強い2桁成長」を記録したと述べ、特に新モデルへの買い替えユーザーに支持されたことを強調しました。
Appleは6月期の買い替えユーザー数で過去最高を記録し、その要因は「製品の力強さ」にあると説明しています。なお、Appleは2007年の発売以来、累計で30億台目のiPhoneを出荷したことも明らかにしました。
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AIへの大規模投資と買収への意欲
クックCEOは、AI開発ロードマップの加速に資する買収に対して「非常にオープン」な姿勢を示しました。同氏はAIを「我々の生涯で最も深遠な技術の一つ」と位置づけ、AIへの投資を「大幅に拡大」し、社内の人員もAI関連業務に再配置していると語りました。「我々はすべてのエネルギーを注いでいる」とのことです。
Apple Intelligenceを搭載したSiriのパーソナル化も進展しており、来年には関連機能がリリースされる見込みです。一方で、大規模言語モデル(LLM)のコモディティ化の可能性については、戦略上の理由からコメントを控えました。
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関税が業績に影響、サプライチェーン最適化へ
クックCEOによると、今四半期の売上成長率10%のうち、約1ポイントは関税導入前の駆け込み需要に起因するとされています。関税は6月期に8億ドルのコスト増をもたらし、9月期にはその影響が11億ドルに拡大する可能性があると見られています。
Appleは将来の関税リスクを軽減するため、サプライチェーンの最適化を進めており、米国での生産をさらに強化する方針を示しました。
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サービス部門も過去最高の売上を更新
サービス部門の売上高は274億ドルに達し、前年同期の242億ドルから大幅に増加し、過去最高の記録を更新しました。Apple TV+の視聴者数は前年比で大幅な2桁成長を遂げたほか、App Storeの売上高やクラウドサービスも過去最高を記録しています。
有料アカウントと有料サブスクリプションも2桁成長を続け、サービス全体の有料サブスクリプション数は「10億件を優に超える」と報告されました。
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iPhoneに続くデバイスの可能性
AI開発と将来的なスクリーンへの依存度低下に関する質問に対し、クックCEOは「iPhoneが存在しない世界は想像し難い」と述べました。
Appleは「他のこと」も検討しているものの、将来のデバイスはiPhoneを「補完するデバイス」となる可能性が高く、代替品ではないとの見解を示しました。

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